<薬剤師>リリカ(プレガバリン)のジェネリックの承認がおりたみたいです。

薬剤師

リリカ(一般名:プレガバリン)は主に疼痛領域で使う医薬品です。

リリカですが特許問題もあり、長らくジェネリック医薬品が出ていませんでしたが、8/17に後発医薬品の承認がおりました。

薬価収載は、12月を予定しているそうです。

ちなみに、特許問題の詳細は下記ニュースで触れています。

「リリカ」1000億円市場めぐるファイザーと後発品メーカーの攻防 | AnswersNews
年間売上高1000億円を超える「リリカ」の市場をめぐり、先発品を販売するファイザーと後発品メーカーが激しい攻防を繰り広げています。3年半に及んだ特許無効審判の末、8月17日に後発品が承認されると、ファイザーは即日、特許侵害で後発品メーカーを提訴。AGの承認も取得し、市場防衛に躍起です。

リリカ(プレガバリン)の売り上げと薬価は?

リリカ(一般名:プレガバリン)ですが、今までジェネリックがなかったこともあり、国内の高額医療費ランキングに結構な確率でランクインしており、2019年の国内売り上げ高ではキイトルーダーに続いての2位です。

引用元:https://answers.ten-navi.com/pharmanews/18677/

カメ夫
カメ夫

地味にアバスチンやオプジーボより上です。

リリカの初期用量として添付文書に書かれている1日服用量は150mgです。75mgの分2で考えると75mgカプセルの現在の薬価は108.80円なので、30日分だとすると6,528円です。

3割負担だとしても1985円なので地味に高いですね。

ジェネリック医薬品がでたら大分医療費が軽減できるので、リリカを服用している人にはいいニュースですね。

リリカの製造販売元であるファイザーにとっては、かなりの売り上げ減につながるので逆に厳しいニュースですが...。

まとめ

リリカ(一般名:プレガバリン)のジェネリックが出たら、医療費が負担になっている患者さんに勧めてあげれば、費用面としてはだいぶ楽になるかもしれません。

12月に期待ですね。

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