<金魚>金魚のヒレが裂けた

金魚

ミシニ水槽で一緒に暮らしている金魚、貪欲さから名前をとって「貪ちゃん」。すくすく大きくなり、時折ミシニを突くほどの猛者に成長しました。

時々ミシニが気が付いたように追いかけていますが、サイズも6,7cmくらいになったため、甲長8cmのミシニには大きすぎる獲物でしょう。金魚も余裕で逃げています。

カメ美
カメ美

なめすぎな態度だ……。いつか喰われてもしらないぞ。

ミシニの餌を狙う金魚

金魚の追星

そんな元気な金魚ですが、ある日、顔に白い点があるのを見つけました。

普段、金魚はあまり観察していないのですが、ドジョウが病気になった際、金魚もよくよく観察して発見しました。

えらぶたに白い点がいくつかあり、こちらはどうも「追星」と呼ばれる雄の発情のサインのようでした。予期せずにして金魚の性別が確定しました。

カメ美
カメ美

ミシニ、ドジョウ(2匹の内1匹)、金魚と雄ばかりだな……。

性別が確定し、金魚もまあ、大人になったと喜びもつかの間、よくよく観察していると尾びれにも白い点があるのを見つけました。

尾びれの白い点

尾びれの白い点は、ずっと消えることなく存在していました。そのうち、背びれや胸鰭にも白い点を発見。

金魚はいつも通り、超元気です。白い点も爆発的に増えることはありません。

カメ美
カメ美

金魚のメジャーな病気、「白点病」ではなさそうな気がする……。

調べてみると、白い点がでるのは「白点病」と「ツリガネムシ」という病気が多いようです。白点病は進行が早く数日で増えるようなので、ツリガネムシでしょうか……。

と、経過観察していたところ、金魚の尾びれや背びれがやや避けているのを発見。

カメ美
カメ美

これは、もしや「尾ぐされ」では……?

この時点で慌てて金魚の購入店舗に行き、店員さんに話を聞いてみましたが、金魚が元気なら水替えを頑張れば良いと話を聞きました。また、塩浴をするのも良いようです。

その日から数日、毎日水替えを行うと尾びれは回復しました。

ヒレの経過

尾びれが回復しほっとしていましたが、今度は胸鰭が裂け始めました。

水替えをこまめに行い、胸鰭が回復してきたところで今度はまた背びれが裂け始めました。

背びれが裂けたことに気づいた日も水替えを行い、翌日を待ちました。

が、翌日、背びれの裂け目が酷くなっているのを発見。

カメ美
カメ美

しょうがない、隔離して薬浴をするか……。

金魚の隔離、薬浴

注)素人判断での治療になりますので、根拠はありません。決してマネしないでください。

早速、以前使用していた45cm水槽に金魚を隔離。水量は30Lです。これまでもヒーターありだったので、温度を変えるのはよくないかと26℃でヒーター設置です(←調べてみると、26℃は微妙かも)。

以前、ペットショップで購入していた塩もいれてみました(←因みに、この塩には麦飯石パウダーが添加されており、薬も吸着しそうなので薬浴には良くないと後に気づきました)。


あら塩+プラス 金魚・メダカ用 250g

元気に泳いでいます。胸鰭は、正面から見て左が裂けているようですね(以前は右が裂けていました)。

このまま隔離して経過観察するか、薬浴をするかかなり迷いました。金魚飼育に関しては超初心者で、薬浴に関しての知識もありません。元気いっぱいな金魚に薬浴をして、逆に死なせてしまうことになってしまえば、とかなり迷いました。

カメ美
カメ美

結局、ここまで元気なら薬浴にも耐えてくれるだろうと薬浴を実施することにしました。

ペットショップで、尾腐れ病に効く薬を探し、一番安い「エルバージュエース」を購入。


エルバージュエース 10g(5g×2) 動物用医薬品
カメ美
カメ美

数十円で購入した金魚に対し、その何10倍の値段の治療薬を購入する羽目になるとは……。

この薬で早速薬浴を始めました。餌は抜きにします。

調べてみると、結構強めの薬のようで、尾腐れでも第一チョイスする人は少なめな感じでした……。

30Lで添付の小さじの半分です。500mLペットボトルに飼育水を汲み、薬を小さじ1杯いれ、その半分の250mLを水槽に入れました。これで24時間薬浴する予定です。

かなり黄色く染まっています。

いれた直後は元気そうに泳いでいました。

薬浴 翌日

薬浴後12時間後、金魚はかなり大人しくなっていました。

シェルターの中でじっとしています。餌をねだるそぶりはややあります。

カメ美
カメ美

生きてはいるけど、かなり元気がなくなったぞ。

尾腐れは進行が止まった感じがある。

薬浴後20時間後、金魚はやはりシェルターの中でじっとしています。餌をねだることもなく、ゆっくりと鰓を動かしています。

カメ夫
カメ夫

ヤバいんじゃ?

ということで、24時間で終了する予定が4時間ほど早く切り上げました。

金魚に詳しくない我々はどのレベルが危ないラインなのかも分かりません。

水道水のカルキを抜き、塩をもとの量だけいれて水温を合わせて金魚を戻しました。

薬浴終了後

薬浴終了後、3日ほど経過して金魚は元気いっぱいに戻りました。一応塩浴は行っていますが、かなり適当な塩浴で、0.3%くらいかと思われます(←0.5%が浸透圧的にベストのようです)。

背びれが裂けた部分も大分よくなってきています。胸鰭もいびつですが治ってきました。

が、尾びれの白い点は消えていません。

ここで一つ疑問がわきました。

カメ美
カメ美

ツリガネムシとやらが原因で、2次感染で尾ぐされ病になった可能性もある?

ということで、記事は次回に続きます。

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