<生活>話題?のアンサング・シンデレラを見てみた!!その5

生活

今週もアンサングシンデレラを見ましたので感想を書きたいと思います。

ちなみに、第4話の感想は下記になります。

カメ夫的には今回のアンサングシンデレラは今までで一番良かったと思います。

どんなところが良かったか?

どんなところが良かったかというと、必ずしも正解の選択肢はないので、患者さんにとっていい治療を選択するために考えるという問題提起をしていた点です。

抗がん剤治療をするか、緩和ケアを選ぶかというのは一概にどちらがいいかは決めれません。

患者さんや家族の希望などにもよります。

それを考えさせる問題提起をしていたのが、良かった点だと思います。

また、「薬は病気を治すためにあるんではないんですか。ただ命を伸ばすための薬をだすために私達はいるんですか?」というセリフも問題提起としては良かったと思います。

がん治療の選択肢は1に外科的治療、2に放射線治療、3に化学療法(抗がん剤治療)です。

抗がん剤は、手術後に取り切れなかったがん細胞を除去するために使用したり、外科的治療や放射線治療ができない場合に選択することが多いです。

そのため、抗がん剤治療はそもそも根本治療としての意味の抗がん剤と延命のための薬という両面を持っています。

そのため、今回のストーリーでは、がん治療に対する薬の根本治療と延命の効果の両方の側面に触れており、そういう側面もあるんだなと一般の人に認知してもらえるいい機会だったのではと思います。

実際、抗がん剤治療で寿命が半年伸びて、身辺整理が良かったという人も実際いると聞きますので、延命のための薬というのは必ずしもネガティブなものではないと思いますので。

少し残念な点

少し残念な点は、ドラマ的な対立を演出させるために現時点では治験に対する印象がネガティブに描かれていた点です。

治験も、上述したように患者さんにとっていい治療を選択するための選択肢の一つです。

今までにない薬で治療効果がでることもありますし、未知の副作用によるリスクももちろんあります。

それらを総合的に判断して、患者さんの利益とともに判断するものなので、ネガティブに見える演出はどうかなと思いました。

まあ、最終的にはドラマなのでその印象を覆して、治験の大事さが伝わるように描いてくれることを期待しましよう。

まとめ

今回は、根本治療以外の延命という薬の側面に触れており、かなりいい回だったと思います。

かなり、カメ夫としてはドラマの評価を見直したので、次回に期待ですね。

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