ヒルマイルドですが、健栄製薬㈱が販売しているヘパリン類似物質のOTCです。
ジャニーズが宣伝しているのでも有名なやつですね。
このヒルマイルドに対して、マルホ㈱が商標権侵害と不正競争行為があったとして、販売差し止めの仮処分の申し立てを、大阪地裁に行ったそうです。
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ちなみに、マルホ㈱は昔から医療用医薬品のヒルドイドを販売しています。
これに対する商標権の侵害だそうです。
![カメ夫](http://www.pharmacist-futari.com/wp-content/uploads/2020/05/942c1151dd0a5bea1c0dd7bac9c0649a.jpg)
まあ、パッケージも名前ものっかろう感はありますからね。
ちなみに、それぞれのコメントは下記の頁から見にいけます。
![](https://www.pharmacist-futari.com/wp-content/uploads/cocoon-resources/blog-card-cache/41ec87f3c7a8d5f90a51931210e003cc.jpg)
![](https://www.pharmacist-futari.com/wp-content/uploads/cocoon-resources/blog-card-cache/2a589668bfc9a22591263133c3186333.png)
両社、徹底的に争う感じです。
カメ夫は知財系じゃないので、全然どっちが勝ちそうかはわからないですが、結果には興味があります。
マルホ㈱はなぜ訴えたのか?
いつものカメ夫の推測なので、正しいかはわかりません。
ただ、マルホ㈱はシェアを大分とられているのでしょうね。
ヒルドイドは医療用医薬品で、ヒルマイルドはOTCなので競合しないのでは?と思っている人もいるかもしれませんが、そんなことはありません。
ヒルドイドですが、美容目的で欲しがる人もいる医薬品(※美容目的の処方はNGです。)で、過剰に処方して、医療費を圧迫していると言われている医薬品です。
そのグレーゾーン処方を受けている人が高くてもOTC医薬品に流れたりして、結構マルホ㈱のダメージが大きいのでしょうね。
OTC医薬品はイメージが大事なので、裁判に勝てなくても牽制として販売差止めの仮申し立てをしたのかもしれません。
まあ、この辺は、当事者ではないのではっきりとわかりません。
まとめ
健栄製薬㈱ですが、アルコールシェアトップの企業なので、コロナ禍によって経常利益が昨年から2倍になっており、絶好調の企業です。
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ヒルマイルドも売れてそうでしたので、ここにとってマルホ㈱から販売差止めの仮申し立てられたのはかなり痛いでしょうね。
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