<薬事>武田薬品工業㈱ 国内の糖尿病治療薬も売却

薬事

武田薬品工業㈱ですが、シャイアーの買収に伴い事業の再編を行っており、OTC部門の売却や早期退職の募集を行っていっています。

それに加えて、少し前のニュースですが、武田薬品工業㈱は糖尿病治療薬4品目(ネシーナ錠、リオベル配合錠、イニシンク配合錠、ザファテック錠)を帝人ファーマに1,330億円で売却することを発表しました。

武田薬:糖尿病治療薬4剤を帝人ファーマへ譲渡、1330億円-負債減へ
武田薬品工業は26日、日本での4種類の糖尿病治療薬を帝人ファーマに1330億円で売却すると発表した。同社の長期的な成長を牽引する主要事業領域に該当しなくなったためとしている。

売却理由ですが、同社の長期的な成長を牽引する主要事業領域に該当しなくなったためだそうです。

ニュースを見て思うこと

カメ夫が大学生の頃は糖尿病薬も含めて、生活習慣病薬が全盛の頃でした。

そのため、糖尿病薬の売却のニュースを聞いて時代の変化と武田薬品工業㈱の選択と集中はさらに進んでいくんだろうなと思いました。

武田薬品工業㈱ですが、創業の礎のアリナミンを手放し、さらにメインどころではないかもしれませんが、2000年代の成功を支えた生活習慣病関連薬を手放し、過去は振替えらないという姿勢です。

これが、吉となるか凶となるかはわかりませんが、今後の行く末を見守りたいと思います。

糖尿病治療薬は過去の薬に分類されていくんだろうな。

後、このニュースを聞いて今はバイオ医薬品などが最先端薬で、これからは糖尿病治療薬はもうアレルギー薬と同じような少し昔の薬に分類されていくんだろうなと思いました。

カメ夫的には、糖尿病治療薬は新しい方だと感じてしまいますが、大手製薬会社的には利益がそんなに見込めない過去の薬扱いなんでしょうね。

糖尿病治療薬でもこれからブロックバスターがでる可能性もあるんでしょうが、時代の流れと言うのは早いものだと感じます。

まとめ

カメ夫の世代には武田薬品工業㈱は高嶺の花だったので、今いろいろなニュースを聞くと時代の速さや寂しさなどいろんな感情が湧いてきます。

そんな、早い世の中に対応できる会社のみが将来は生き残っていくんでしょうね。

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