前回、ドジョウが病気になった記事を書いた。
今は病気が治り、皆仲良く、本水槽で暮らしている。
彼らを紹介しよう。
ドジョウの紹介
病み上がりのお嬢さん、ドジョ である。
寄生虫におかされているものの、健気に生きている。今回、病気になって隔離されていたが、今は本水槽で暮らしている。薬浴にも耐えてくれたたタフな女の子だ。
もう一匹のドジョウは、健康優良児、男の子のモグリン である。
未だ病気にかかったことはなく、いつも元気に過ごしている。立派な胸鰭を持っているので、男の子だろう。ドジョと比較すると色が濃い目である。
この2匹+金魚の貪ちゃんが本水槽のメンバーだ。
ある愛の……
さて、そんな彼らだが、ドジョの病気により一時期引き離されていた。期間としては、2週間くらいだろうか。その間、ドジョは病気でしんどそうであり、モグリンは一人になってナーバスになったのか人影を感じると逃げていた。
2週間が経過し、ドジョがついに本水槽に戻るときがきた。
温度合わせをしている本水槽にそっとドジョを放つ。ドジョがすっと泳いで、砂の上に降りた瞬間、モグリンがやってきた。顔でも確かめているのか、ドジョにくっついて、顔のあたりをもふもふしている。逃げるドジョ。追いかけるモグリン。
ドジョにピッタリ寄り添うモグリン。色が濃い方がモグリンである。
べたべたし過ぎである。こんなに熱々なカップルもいないのではというくらいくっついている。ドジョはうざったいのか、時々逃げようと泳ぐが、モグリンは余裕で追尾しドジョの隣に収まる。
しつこすぎる……。
ここにきて、まさかのモグリンの熱愛が発覚してしまった。一方通行なのが悲しいが、水槽の中なのでライバルはいない。邪魔者(金魚の貪ちゃん)はいるが、モグリンの愛がドジョに届くのも時間の問題かもしれない。
因みに、ドジョウの繁殖は超難しいらしいので、いくらモグリンがドジョを愛していようが、ドジョが産卵することはないだろう。
後日談
30分ほど経過すると、モグリンも安心したのかドジョを一人にしてご飯を食べだした。
愛しのドジョに砂をかけ、平気で一人ご飯を食べている。
恋は一瞬だったのだろうか。いいや、彼の中で熱い炎はまだ燃え盛っているに違いない。食欲を満たした後は、ドジョのそばに寄り添うのだろう。
ひと時の休息を得たドジョ、お疲れ様である。病み上がりなので、皆そっとしておいてほしい……。
ドジョちゃん、ゆっくり休んでください。
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