<漫画>大人買い『モブサイコ100』＆『猫奥』

読書の秋ということで、漫画の大人買いである。私は漫画好きだが、ケチなので基本的にレンタルか無料の試し読みで終わることが多い。

今回は、この夏から秋にかけて大人買いしてしまった漫画を2種類紹介する。

モブサイコ100

このブログでも2回は紹介したことがある漫画だ。

モブサイコ100（１） (裏少年サンデーコミックス)

超能力を持つ少年の話だ。この漫画のおすすめポイントは、主人公が絶対的な力を持ちながらも「普通の、大人に守られるべき中学生」として描かれているところだ。新世紀エヴァンゲリオンでは、主人公が「力を持つ者の使命」とでもいうか、無理やり戦いを強いられ大人になることを強制されるが、この漫画はその逆で「まだ子供でいい」というメッセージをくれる。主人公は周りの人々と触れ合いながら、少しずつ成長していく……(エヴァも大好きです)。

最近アニメの3期が始まり、カメ夫と見ているのだが、熱が再燃し大人買いに至ってしまった……。とても良いので、是非見てみて欲しい。霊験さんは皆大好きになると思います。

猫奥

猫は可愛い。現在は賃貸暮らしの悲しさにより猫を飼育できていないが、私はかなりの猫好きである。一時期、猫に飢えすぎて「猫　可愛い　理由」「猫　可愛すぎる」「猫中毒」などと検索してしまった……（その後、カメを飼い始めて飢えはだいぶ改善されました）。因みに、犬もカメもドジョウも、基本的に動物は何でも好きだが、猫にとりわけ惹かれてしまう。

ということで、猫漫画を購入した。

猫奥（１） (モーニングコミックス)

江戸時代の大奥、実は猫がたくさん飼育されていたらしい。大奥に勤める女性たちと猫のあれこれを描いた漫画である。猫の描写がとても良くて、「どすん」と横たわり「フーッ」と鼻息荒くするシーンなど、猫飼なら頷いてしまうこと間違いなしである。

人物描写も魅力的で、主人公の滝山さんは、猫好きなのに「猫が嫌い」で通っており、その「猫嫌い」という噂を守るため（？）に尽力するシーンなど笑ってしまう。

でこの漫画は、猫好きならもちろんのこと、猫にとりわけ感情がない人も楽しめる物語になっているので、是非読んでみて欲しい。